サンディエゴより♡私が私らしく、あなたがあなたらしく

自然体で気まま♡私が私らしくいることが一番大切です。

人と分かり合おうなんて思わない!

みなさま、こんにちは。

今日からいよいよ新学期。アメリカの長い夏休みも終わり、新しい学年のスタートです。我が家の子供たちは、2年生と5年生。早起きして自己紹介の練習を何度も繰り返しながらも、ワクワクしてゲートに入っていきました。(コロナ後は、親は校門のゲートの中には気軽に入れないようで、ゲートの前でお見送りをしてきました。)お迎えの時間は15時。子供たちの初日の感想を聞くのが楽しみでなりません。どうか二人が素晴らしい学校生活を送ることができますように!

 

そして、私は待ちに待った念願のお一人様!!帰ってきて洗濯や掃除をそそくさと済ませ、ジョギングをして、エクササイズをして、やっとコーヒーを飲みながらゆっくり。部屋には太陽の陽ざしがキラキラと反射し、鳥の囀りが心地よく、一人の静寂。なんと贅沢な時間なのでしょう。

 

そうそう。学校のクラスなのですが、我が家の子供たちのクラスは両方とも「コンボクラス」だそうです。聞き慣れない「コンボクラス」ですが、アメリカでは一般的だそうで、生徒の人数が定員に満たなかったり、先生の人数が足りなかったりの理由で、二つの学年を合わせたクラスのようです。日本ではなかなか考えられないですが、アメリカでは、校長やPTA(ファウンデーション)の力がかなり強く、その方針もよく変わるみたいです。

 

子供たちが通う小学校では初めての試みのようで、実はこの「コンボクラス」を巡って一悶着あったようです。クラス発表が先週末にあったのですが、「コンボクラス」の実施に反対して、校門の前に「NO!コンボクラス!!」のような落書きをした人が数人いるとのこと。小学校側も反対の意見には理解を示しながらも、落書きという行為に対しては、警察に報告し、法的な手続きを踏む予定とのことでした。

 

その「コンボクラス」。2クラスの「コンボクラス」が設置されたらしく、なんと?我が家の二人ともが大当たり!2年生の次男が、1年生と2年生の合同クラス。5年生の長男が4年生と5年生の合同クラスです。

 

うーん。反対する人の気持ちは分かります。お子様が上の学年ですと、一年下の学年の子供たちと一緒は学力面や社会面も気になるのでしょう。うちの子がどうして?と文句の一つでも言いたくなるかもしれません。子供のこととなると心配も付き物。どうしても「比較」してしまいますしね。

 

我が家の子供たちは英語が全く出来ないので、文句も言いようがございません(笑)いろんな面で良し悪しがあると思いますが、決められたことは決められたこと。きっと良きに働くでしょう!与えられた環境を満喫し、ベストを尽くしてほしいと思います。

 

そして、子供のうちの1年や2年なんて大差はないと思っています。公園では、幼稚園児のような小さい子供から中学生のような子供までが入り混じって遊んでいますし、子供たちが「楽しい」と思ったり、夢中になることって、万国共通で、年齢や国や性別などの付属的なものを超えたところにあるのですよね。

 

大人にとっての10年、いや、20年さえもさして変わらなくないですか?(笑)私なんて、うっかり自分の年齢を忘れて、気づけば20代の人たちのグループにいたり、おばあちゃまのグループに交じっていたりもします。

 

勿論いろんな意見があっていいのです。自分の意見を主張してもいいのです。それでも「戦う」のは勿体ないなと思います。今回の「落書き」のように。それに対する「反論」や「議論」のように。「戦う」ことはやはりエネルギーを余計なところで消耗してしまうのですね。

 

「人と分かり合いたい」や「人と同じでなければならない。」という信念を持っていると、特に苦しくなってしまいます。「結論を導かなければならない。」とか、「答えは一つでなければならない。」といった信念も同様です。

 

全ての人が個であり、それぞれの感性や意見を持っています。「分かり合う」「答えが一つ」ってどう考えても難しいですよ!そして、正しさを主張してみても、それって自分の中で起きているだけだったりします。

 

要は、自分が納得すれば何でもいいのだと思います。自分と相手は違うというのが前提で、どちらの意見が正しいなど優れているなどは本当はどうでもよく、自分の想いや考えをきちんと主張すること。そして、相手のものを知ること。違いをただ知り、受け入れること。それだけで良いと思うのです。(理解しよう、納得しよう、同意しよう、なんて決して思わない!)

 

私と夫は考え方や信念にも違いが沢山あります。勿論、イラっとすることもありますし、些細なことで口喧嘩になることもあります。それでも、自分の想いを伝え、相手の想いを聞き、ごめんなさい。もしくは、了解!それで終了です。夫を理解しようとか夫に理解してもらおうなんて更々考えてもおりません(笑)たまにね、心のなかではクッソーって思っていたりもします。それでも、私の素晴らしい忘却力が次の瞬間には助けてくれると知っているので、万事OKなんです。

 

限られた時間は、自分のもの。決して相手のものではないのですから、自分にフォーカスして生きればいいのではないかなと思います。

 

読んで頂きありがとうございます。

Have a great day!

 

お花のようにエネルギーに満ち満ちた子供たち